米軍岩国基地の調査へ
今日は山口県岩国市へ。
「極東最大級の出撃基地」へと拡大・強化がねらわれている、米軍岩国基地の実態調査のためです。
午前中は、地元の方の案内で基地周辺に行き、基地の概要と今後の拡張計画についてのレクをうけました。
途中、プラウラー電子戦機という戦闘機が飛び立つ場面に遭遇。
フェイスブックにその動画をはりつけたので、ぜひご覧ください。
https://www.facebook.com/ohirayoshinobu
すさまじい爆音と衝撃波に胸がしめつけられ、大人の私でも恐怖感に襲われました。
この苦しみを住民のみなさんは毎日背負わされているのかと思うと、本当に怒りで体が震えました。
午後は、地域住民や市民団体のみなさんとの懇談。
「夜間の訓練はやらないという約束なのに、夜11時を過ぎてもやっている」
「基地の交付金で子どもの医療費を小学校卒業まで引き上げたと市長は自慢をしているが、それ自体も許せないし、すでにそれも全国からみれば遅れている」
「愛宕山は当初、市民のための住宅団地をつくる予定だったのに、いつのまにか米軍住宅建設にかわってしまった」
たくさんの怒りと悲しみの声を聞きました。
岩国基地は、沖縄から空中給油機が移駐されたのに続き、2017年に神奈川県の厚木基地から空母艦載機が移駐されることがねらわれています。
そんなことになったら、今日私がお聞きし、体験したその何倍もの苦しみが市民のみなさんを襲うことになる。
こんな不合理は絶対に許すわけにはいきません。
みなさんの力になれるよう、自分に何ができるか、今日お聞きした話をもとに、よく考え、行動したいと思います。
終日、ご案内してくださった松田さんをはじめ、関係者のみなさんには心からの感謝をいたします。
引き続く勉強の日々
連休前のもろもろの仕事、連休明け直後からの文部科学委員会、憲法審査会の質問戦にむけた準備です。
秘書や裏方のみなさんに、関連する論文や過去の議事録など、たくさんの資料を用意していただき、それをカバンにつめこんで、先ほど新幹線にとびのりました。
あらためて、みなさんに支えていただいていることに感謝しつつ、ご期待にこたえられるよう、引き続き、勉強の日々(知らないことの多い私は人一倍がんばらねば)です。
明日は、米軍基地調査と住民・市民団体のみなさんとの懇談のため、山口県岩国市に行きます。

文科2回目の質問はオリンピック問題
内容は、2020年に開催される、東京オリンピック・パラリンピックにむけた特別措置法案の審議。
私の質問は、4万を越える世界中の市民の声をまとめた、昨年の12月にIOC総会で全会一致で承認された「オリンピック・アジェンダ2020」を、東京大会でもしっかりふまえよ、というものでした。

「アジェンダ2020」とは、近年、オリンピックの招致活動や大会の実施に莫大なお金がかけられており、これをほおっておけば今後オリンピックがごく限られた国でしか開催できなくなることを懸念し、「大会のすべての側面に持続可能性を導入」「大会の運営経費を削減」などからなる40の提言。
私もあらためて全文を読み、簡素で無理のないとりくみをもとめる多くの国民・都民のみなさんの願いとも合致しており、ここにこそ、世界の本流があるんだということにたいへん励まされ、自信をもってうったえました。
しかし、同法案は、全大臣を構成員としたかつてない大規模な推進本部を設置し、オリンピックを「成長戦略」の弾みとして位置づけ、都市再開発や大型公共事業などを強力にすすめていくものとなっており、もちろん、下村大臣もその立場通りの答弁でした。
私は、同法案は「スポーツを通じて平和と友好を築いていく」としたオリンピック精神や「アジェンダ2020」の内容に、まさに逆行しているものだと指摘し、きっぱり反対を表明しました。
他のすべての政党の賛成で残念ながら可決となりましたが、今後とも、市民のみなさんと力をあわせて、この立場でがんばっていきたいと思います。
それにしても質問は、まだまだたいへん緊張をします。
今日もハンカチで汗をぬぐいながらの必死の15分間でした。
先輩議員、他の同僚議員のように、早くもっと堂々と質問し、相手を追いつめるような論戦ができるように力をつけなければ、と反省・勉強の日々です。
質問のお知らせと平和のたたかい
明日は、3月27日以来の文部科学委員会での質問です。
「オリンピック・アジェンダ2020」の内容――運営経費の削減、持続可能性の導入など――を東京大会の開催計画にも取り入れるよう求めます。
10:30から15分間の予定です。
インターネット中継でご覧ください。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php
5月連休明けにも提出が予定されている「戦争立法」をなんとしてもくいとめようと、全国各地で市民の声があがっています。
連日のように私の部屋にも市民のみなさんが訪れられ、「『戦争する国づくり』を断固阻止せよ!」と要請にこられます。
昨日は、国際婦人年連絡会のみなさんが来られ、今日は、千葉県の「活かせ9条松戸ネット」のみなさんが来られました。
連帯のエール交換をし、激励をいただきました。
また今日は、広島市で大きな問題になっている、かき船「かなわ」が原爆ドーム近くへと移設するための工事許可がおりたという問題(同ブログ2月16日付参照)で、文化庁と国土交通省の担当者に経過の説明と見解を求めました。
説明を聞いてあらためて痛感したのは、広島市が述べている「市民への理解を深めるための手続を十分に尽くしている」という点が、もっとも実態や市民の気持ちとかけ離れているということでした。
原爆ドームの世界遺産取り消しにつながりかねない、市民の声を無視した、こんな無謀な計画はなんとしてもやめさせなければ。
玉野市で、国会前で、「戦争立法許すな!」
今週もはりきって上京しました。
週末の文部科学委員会での質問に向け、勉強と準備の毎日です。
昨日は、東京に上がる前に、岡山県の玉野市へ市議選の応援にいきました。
ここも定数削減のなかで、実績抜群大ベテランの松田たつおさんと、行動力と正義感あふれる2期目に挑戦の西渕だいすけさんの2議席をなんとしても守りぬこうとうったえました。
朝一番の街頭演説であったにもかかわらず、支援者のみなさんがたくさん集まられ、私のほうが元気をいただきました。
今日は、議員会館前でおこなわれた「戦争する国、絶対反対!緊急国会前行動」に参加。
本日おこなわれた自民・公明の与党協議に断固抗議をするんだと朝一番に集まられました。
私も連帯の気持ちをこめてあいさつをしました。
それから、今日は町村議選の告示日です。
さきほど、先週うかがった、鳥取県の日南町と日吉津村が無投票となり、現職の3人が当選されたとの知らせが届きました!
候補者のみなさんのアツい決意も聞いていたものですから、本当にうれしかったです。
残す日野町でも、佐々木もとむさんの再選をなんとしても!
後半戦スタート!
後半戦告示の今日は、地元広島で、尾道市、呉市、東広島市をまわりました。
尾道市では、寺本しんいち、魚谷さとる、岡野ながとし3候補の応援演説に。
定数が3削減されるなかの大激戦。
これまでのわが党の3議席は、文字通り市民のくらし破壊の防波堤になってきました。
高すぎる国保料を1世帯1万円引き下げ、子どもの医療費無料化(通院)は中学三年まで引き上げます。なんとしても3議席確保を、と私も全力でうったえました。
呉市では、呉駅前で街頭演説。
強い雨の降るなかでしたが、多くの方に足をとめていただきました。
自衛隊基地の町、呉市では、戦争立法の問題がより切実に問われます。
「自衛隊を戦地に送るな!」「憲法を守れ!」の願いはこぞって、奥田かずお、久保あずまの2候補にお寄せください、とうったえました。
奥田、久保両候補のうったえも本当にすばらしかった。涙がでました。
そして、東広島市へ。
学生時代の4年間をすごした同市は、私にとって第二の地元。
お世話になった方たちがたくさんおり、3期目をめざす谷はるみさんもその一人。

候補者全員の当選めざして、引き続き、全力でがんばります!
明日は、岡山県玉野市で朝一番に街頭演説をやってから、上京します。
先輩の論戦に学びながら
いま、鳥取県米子市のホテルです。
明日、後半戦がおこなわれる日吉津村、日南町、日野町へ選挙応援にうかがうためです。
なんとしても勝利し、暴走政治ストップと住民の声が届く議会へと転換するために、がんばります!
本日、文部科学委員会では「スポーツ庁設置法案」の審議がおこなわれました。
私たち日本共産党からは、党スポーツ委員会責任者の宮本たけし衆院議員が質問に立ちました。
私たちは同法案に賛成の立場から、スポーツ庁のなによりの任務は、「スポーツ基本法」が定める誰もがスポーツを享受する権利、スポーツ権の実現に努めることであることを確認したうえで、この12年間で公共スポーツ施設が12000箇所減っている現状も示しながら、「住民が身近にスポーツに親しめるよう、施設整備をすすめるために努力すべきだ」とつよくもとめました。
核兵器廃絶から難病支援まで全力でがんばります
午前中は文科委員会。
畑野きみえ議員が一般質疑にたち、学校統廃合問題をとりあげ、現場の切実な声を紹介しながら、強引なやり方はあらためるべきだとせまりました。
来週には、私の番もまわってくる予定です。
また決まりしだい、お知らせいたします。
午後は、日本原水協のみなさんが、NPT再検討会議成功に向けてニューヨークへと持っていく署名を積み上げての院内集会を開催し、私も参加しました。
4,264,616筆の署名は圧巻で、全国の草の根で一筆一筆集められたみなさんのご努力に本当に頭が下がりました。
広島生まれの広島育ちの私は、幼いころから被爆者のみなさんや2世、3世の友だちなどとともに歩んできました。
まさに原水禁運動は私の人生、ライフワークそのものであり、初質問でこのテーマをとりあげたこと、みなさんとともに固く連帯して、核兵器廃絶のためにがんばる決意を申し上げました。
(広島県原水協事務局長の古田さん【左】と岡山県原水協事務局長の平井さん【右】とともに)
(新婦人の西川副会長と神奈川の坂田さんとともに。「はだしのゲンTシャツ」も買いました)
以前からお世話になってきた主催者のある方と久しぶりに再会することができ、喜びの握手とともに「うちの組織内候補だと胸をはって言いたい」と、たいへん光栄なお言葉をかけていただき、とてもうれしかったです。
その後、広島から上京されてこられた「パーキンソン病友の会」の方々が、請願書の紹介議員になってほしいとの要請に来られました。
杖をつきながら、つらい体を引きずりながら部屋まで来ていただきました。
「就労問題が一番の困難。病気のことが企業に知られた瞬間に採用をことわられる。ある仲間は100社受けたけど1社も受からなかった」
「さまざまな不安から病気のことを隠している人が多い。理解と支援が広がるよう、力をかしていただきたい」
などのお話を聞き、みなさんの思いをしっかり受けとめてがんばる旨をお伝えしました。
「お留守の先生が多く、直接お目にかかって署名をお渡しできたのは、今回は大平先生が初めてです。こんなにきちんと話を聞いてくださり、本当にうれしい」と言っていただき、こちらも感謝の思いを述べました。
難病で心身に大きなご負担をかかえておられる患者さんとその家族のみなさんが、少しでも前をむいて、これからの人生を歩んでいかれるよう、私も力になれるようがんばらねば。
前半戦終了、続けて後半戦へ
いっせい地方選挙前半戦――首長選挙に県議選、政令市議選がおこなわれました。
全国各地で日本共産党は、参院選、総選挙に続く重要な躍進をはたすことができました。
ご支持をしてくださったみなさんに心からのお礼を申し上げ、あらためて、私も公約実現のために全力をあげる決意です。
選挙最終盤は、地元広島(広島市)に二日間びっしり入りました。
(佐伯区の藤本さとしさんとともに)

(中区の近松さと子親子とともに)

(西区の中森たついちさん、女性後援会のみなさんとともに)
「この選挙が終わったら、自民・公明両党は戦争をするための法案を国会に提出します。その一番の対決者となっている日本共産党をのばして、被爆地ヒロシマから平和を願う市民の声を安倍政権につきつけましょう!」
「日本共産党がのびてこそ、国民の声が届く議会となり、政治をかえることができる――国会議員になって3カ月半の一番の実感として、そのことを自信をもってみなさんにご報告します!」
「ですから、どうしても○○さん(日本共産党の各候補者)をみなさんのお力で議会におしあげてほしいのです!」
と全力でうったえました。
昨日、大奮闘された中国5県すべての候補者の方に、労いの声かけをし、お話を聞かせていただきました。
たいへん元気をいただき、感謝の思いも述べました。
続けて、後半戦がたたかわれます。
文字通り、掛け値なしに候補者全員の当選めざして、引き続きがんばりぬきたいと思います。
憲法について勉強中
4月2日、衆議院の憲法審査会が今国会はじめて開催されました。
私は、同会の委員でもあり、選挙応援の合間をみながら、いつか訪れるであろう討議の機会にむけて、現在、猛勉強中です。
あらためて、読み直したのは、戦後すぐに文部省が発行した『あたらしい憲法のはなし』。
中学一年生にむけて書かれたものであるため、言葉が非常にわかりやすく、しかも、憲法の核心部分がズバリ述べられていて、とても励まされます。
そして、〝おしつけ憲法論〟など各種の改憲派の主張にもしっかり反論をしています。
「こんどのあたらしい憲法は、日本国民がじぶんでつくったもので、日本国民ぜんたいの意見で、自由につくられたものであります」
「(戦力の放棄について)みなさんは、けっして心ぼそく思うことはありません。日本は正しいことを、ほかの国よりさきに行ったのです。世の中に、正しいことぐらい強いものはありません」
「よその国と争いごとがおこったとき、けっして戦争によって、相手をまかして、じぶんのいいぶんをとおそうとしないということをきめたのです。おだやかにそうだんをして、きまりをつけようというのです」
「憲法は、国の規則の中でいちばん大事なものですから、これをかえる手つづきは、げんじゅうにしておかなければなりません」
「憲法は、国務大臣も、国会の議員も、裁判官も、みなこれを守ってゆく義務があるのです」
これまでの議事録なども読んでいるのですが、審査会というこの場は、憲法の改正をめぐるまさにせめぎあい、にらみあいの舞台であることをあらためて知り、どんな仕事でもそうですが、全力でがんばらねばと気合を入れなおしています。
憲法9条を解釈からも明文からも断固守りぬき、憲法の各条項が現実社会にきちんと根ざし花開くように、みなさんと力を合わせて国会内外でがんばります。